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怪文書ですご注意くだ - 二次元裏@ふたば(img)
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1 : 2016/12/19 00:00:00 No.397427902

1482073200179.jpg[画像通報]

怪文書ですご注意ください

2 : 2016/12/19 00:00:27 No.397428004

食堂に入り、配膳担当の一年生からパスタを受け取った私はいつもの角の席へと向かう。
カウンターの近くや真ん中でもいいのだけれど、私は賑やかに食べる皆の姿を少し遠巻きに見ながらする食事が好きなのだ。
まあ、他の皆よりも食べるのが遅いので見られ続けたくないのもあるのだけれど。
「カルパッチョ、隣いいか」
横を見ると、ドゥーチェが腰をかける所だった。
急いで飲み込もうとすると「いや、ゆっくり食べてくれ」と制されてしまう。
「どうぞ座ってください…ってもう座ってますね」
飲み込んでからそう伝えると、ドゥーチェも満足そうに頷いてくれた。
ドゥーチェも私と同じく端の席に来ることが多いが理由はその大きく違う。
彼女は騒ぐ一年生やペパロニさん全員を見守る為に端の席に座るのだ。
見守るんじゃなく見張りだ!と怒られてしまいそうだけれど、私には子供を見守る母親の姿にしか見えない。
じっと見ている私に気付き、どうしたと聞かれたものの私はごまかしておく。
目線を前に戻すと、皆がいつもの様に賑やかな食卓を囲んでいた。

3 : 2016/12/19 00:00:46 No.397428093

「そういえば、そろそろお前の誕生日だな」
「はい、そうですね。何かいただけるんですか?」
ドゥーチェはけらけらと笑いながらパスタを巻いていく。
「遠慮が無いな、いいことだ。欲しい物はあるか?」
「そうですね…今は特に思いつかないです」
「そうか。なら何かこっちで考えておくよ」
「楽しみにしておきます」
「よし、ごちそうさま。食べ終わったら髪を頼む」
「わかりました」
そう頭を下げ、私は次の一口を食べ始める。
それにしても不思議だなぁ。
私は首を傾けながらドゥーチェの背中を見送る。
どうして私は半分しか食べ終わってないのに、後から来たドゥーチェは食べ終わっているんだろう?
そんな事を考えながら、私はしっかりと噛んだパスタを飲み込んだ。

4 : 2016/12/19 00:01:05 No.397428164

いつも通りノックをし、ドゥーチェの私室に入る。
「失礼します。手伝いにきました」
「ご苦労様。慌てずに食べてきたか?」
読んでいた本を閉じ、ドゥーチェは椅子に座りなおす。
「よし、じゃあ頼む」
そう伝えられた私は部屋に備えられた霧吹きで髪を濡らし、傷めない様に手ぐしでほぐす。
「…やっぱり解くときくらいは私一人でやってもいいんじゃないか?」
「私の役割を取り上げたいんですか?」
「そんなわけではないんだが後で浴室に行くわけだしなぁ…まあいいか」
「あ、そうだ。ドゥーチェは先日の大学選抜との試合を録画されてましたよね」
保湿液を髪に伸ばしながら会話をする。
「ああ、あるぞ。復習するのか?」
「いえ、気になる点がありまして」
「時間は大丈夫か?うちで真面目に考えるやつは貴重だからな。忘れないうちにチェックしよう」
「はい、そんな長い時間はかからないと思います」

5 : 2016/12/19 00:01:23 No.397428226

録画したDVDを飛ばしとばしチェックしていき、私は気にしていた箇所がこの辺りである事に気付く。
「このあたりです。再生してください」
「これは…知波単の連中か。あいつらもノリと勢いが主体だから参考になるかもしれないな。私にはない着眼点だ」
うんうん、と満足そうな表情で頷くドゥーチェ。
「止めてください!ドゥーチェ、見てください」
画面にはゴーグルの様な大きなカールが二つある女性が映されている。
「うん?知波単の…車長たちが顔を出してる所か」
「はい、この方です」
「…なんだか凄い髪型だが、この人がどうした」
「どうしたって…ですからこの髪型ですよ!」
「はぁ!?戦車戦や動き方で気になる点があるんじゃないのか!?」
「いえ、前にちらりと見て気になる髪型だなぁと思ったのを思い出したんです」
「そうか…戦術の話を期待した私が馬鹿だった。まあいい、風呂にでも行ってくるかー」
「待ってくださいドゥーチェ。話があります」
私は真面目な顔をして向き合い、ドゥーチェはとりあえず席につく。

6 : 2016/12/19 00:01:39 No.397428301

「なんだ、改まって話だなんて」
「食堂での話、覚えてらっしゃいますか?」
「えー…なんだっけ。誕生日の事か?」
「そうです。何が欲しいか聞きましたよね」
ガタン、と椅子を倒しながらドゥーチェは立ち上がる。
「やらないぞ!絶対にやらせないぞ!」
「その一日だけ!一日だけですから!その日以外はいつも通りにしますから!」
「いーやーだー!」
そう、私はあの髪型を作ってみたいのだ。それを即座に察したドゥーチェは必死に抵抗をする。
しかしこのチャンスを逃したらきっともう機会は無い事を知る私は、裾を掴んで必死に食い下がる。
「思い出を作らせてください!写真とかは撮ら…数枚しか撮りませんから!」
「誕生日にはプレゼントやるって言っただろう!駄目だ駄目だ!」
「これならお金もかかりませんよ!」
逃すまいという気持ちが強くなりすぎたのか、私はドゥーチェの腰に飛びつく形で床へと叩きつけてしまう。
うぐぇっというドゥーチェの声とともに静寂が訪れ、不意におかしくなった私たちは声を出して笑いあった。

7 : 2016/12/19 00:01:54 No.397428348

「すみませんドゥーチェ。ムキになってしまいました」
「はぁー…いや、私も興奮しすぎた。すまない」
すっかりと意気消沈した私をなだめる様にドゥーチェは元気な声を出す。
「まあ、なんだ。作ってすぐ解くなら…考えてやらなくもないかな」
「本当ですか!?」
私は俯き気味だった顔を上げ、ドゥーチェの顔を見る。
「そんな嬉しそうな顔をすることなのか?私にはわからないな…」
「嬉しいですよ、新しい事に挑戦出来るわけですから」
「その情熱をもっと戦車道に…向けてるかぁ、うちの生徒の中では十分すぎるほど」
はぁ、とため息を吐いた後にドゥーチェは私に向き直る。
「いいか、すぐに戻せよ。約束だからな」
「はい、作ったら写真を撮ってすぐに戻します!」
「撮るな残すな!」
全く、と言いながらドゥーチェは立ち上がる。
「さっさと風呂に行って休むぞ!明日に響くからな!」

8 : 2016/12/19 00:02:10 No.397428416

そして誕生日当日。私は温かい料理を振る舞われて履修者の皆に祝ってもらった。
もっとも誰かの誕生日が来る度にお祝いと称して宴席が開かれるだけでもあるが、それでも嬉しい。
一旦自室へと戻り、一息つく時間が訪れた。
(他人のを祝うのはただ楽しいけれど、自分が祝われる側になるとなんだか恥ずかしいものなんだなぁ)
去年は数えるほどしか出来なかったこともあり、たくさん増えた一年生たちにも感謝する。
「あれ、まだドゥーチェの部屋に行ってなかったんだ」
ドアを開け放ち、部屋に冷気を送り込みながら同室のペパロニさんが戻ってくる。
「はい、時間を決めてますから…あと30分くらいは待機ですね」
私は扉を閉じながら応え、自分の椅子に座る。
「ならちょうどよかった。これ、私から」
ペパロニさんは私に四角い包み紙を差し出す。
「ありがとうございます。今開けていいですか?」
「うん、ドゥーチェの部屋に行く前に渡しておきたかったからね」
なんだろう、とウキウキしながら包み紙を開け、中に入っていた物を出す。

9 : 2016/12/19 00:02:30 No.397428498

「これは写真立てですか?ありがとうございます」
「うん、ずっと言ってたドゥーチェの髪をいじるのって今日でしょ?写真撮りたいって言ってたし」
私はドゥーチェが認めてくれたのが嬉しくて、何度もペパロニさんに話していた。
それと、どうにかして写真に残したいとも。
「ただのファイルに入れるだけだと味気ないでしょ?カルパッチョは私物も少ないし置き場所ならあるじゃん」
「ありがとうございます。必ず写真に収めてみせますね!」
「その代わりに私にも見せてね―」
そう送り出され、私は部屋の扉を開ける。
ドゥーチェの私室前に着いたもののいつもとは違い荷物も多い。念の為に扉の前でバッグを確認する。
作り方をまとめたノートよし。ピンやヘアスプレーよし。小さいポーチにはカメラともらったばかりの写真立てもちゃんと入っている。
全て揃っているのを確認した私は扉をノックする。
「失礼します。プレゼントを頂きに参りました」
中からは諦めた様な声が聞こえ、私は扉を開く。

10 : 2016/12/19 00:02:48 No.397428567

「…嬉しそうだな」
「はい、皆さんに祝ってもらえましたしこの日を楽しみにしていましたから」
「わかった。すぐ戻してくれよ?」
「もったいないですけど、約束ですからね。では失礼します」
そう伝え、手ぐしでまずはほぐす。
他愛のない話をしながらもメモを見つつ手を進め、試行錯誤しながらも完成する。
「これで…完成ですね。出来ました!」
私はやり遂げた満足感から弾む声が出てしまう。
「おおう…」
言葉を失ったドゥーチェの髪は、大きな二つのカールを描いていた。
「凄いな。手間もだがこうやって目にすると壮観だ」
ぺたぺたと触り、感触を確かめるドゥーチェ。
「はぁー…世の中っていうのは広いな。…何をしているんだ」
鏡越しに見ていたらしく、ガサゴソとポーチを出す私に気付いた様だ。

11 : 2016/12/19 00:03:28 No.397428738

「カメラですよ。もう出来ないんですから記念に残しましょう!」
「まあいいか。写真は撮られなれてるし今更だ」
思っていたよりもこの状況に乗り気でいてくれている様だ。
私はドゥーチェの反応からも会心の出来だった事を感じ、さらに嬉しくなる。
「はい、この写真立てに入れて見ますね」
「ペパロニには見られるって事か」
「あれ、知ってらしたんですか?」
「知ってるもなにも、カルパッチョに写真立て贈りたいけどどんなのがいいかってあいつに聞かれたからな」
「そうだったんですか。つまり撮影されるのも最初から考えていたんですか」
「私が残せる物なんてそうないからなぁ。すぐ崩すって約束はしたし、私も楽ませてやろうと思っただけだよ」
 はぁー、見られるのはいいけどあいつに笑われるだろうなぁ」
「ペパロニさんもこんな髪型にしたいって言うかもしれませんよ?」
「まあ、そうなるに越したことはないな。じゃあさっさと撮影してしまってくれ。楽しさよりも恥ずかしさが勝ったらもう止めだからな」
立ち上がったドゥーチェにまたお礼を言い、私はカメラを向ける。
気高くも優しい、そんな私たち履修者たちの母の姿を少しでも多く残す為に。

12 : 2016/12/19 00:03:44 No.397428798

「たくさん撮ったねー」
若干呆れ気味なペパロニさんの声を聞きながら、私は現像された写真の入った袋を机の上に置く。
「それ全部今回のドゥーチェの写真?5cmくらい厚みがあるんじゃない?」
「はい、ドゥーチェが積極的に楽しもうとしてくれましたからつい撮りすぎちゃいました」
「そっか、じゃあ私は出店があるから帰ったら見せてね!」
そう言い残し、ペパロニさんは扉を開けたまま部屋を出ていった。
残された私は扉を閉じ、ベッドに写真を並べていく。
「写真立てに入れるのはもちろん最初の一枚にしよう」
そうひとりごち、最初の一枚を端に寄せてから一枚一枚ファイルに仕舞っていく。
照れている顔や吹っ切れた顔。最後には仕草でも疲れが見える写真を見て私は申し訳なさも感じてしまう。
残された一枚。まだ恥ずかしさが顔にあり、すこし目線を外すドゥーチェの写真を一度抱きしめてから写真立てに入れる。
本当にありがとうございました。そう心の中で感謝をしながら最後の一枚をファイルに仕舞い終わる。

その夜、楽しみにしながら戻ってきたペパロニさんは写真を見て大声を上げて笑っていた。

13 : 2016/12/19 00:08:55 No.397429926

めっちゃ撮影してる…

14 : 2016/12/19 00:09:47 No.397430089

きたのか!

15 : 2016/12/19 00:16:37 No.397431576

このドゥーチェを愛しているカルパッチョすき...
髪セットしてあげるのだいすき...

16 : 2016/12/19 00:25:36 No.397433672

ドゥーチェはやさしいな…

17 : 2016/12/19 00:27:03 No.397433963

久しぶりにこの二人の見た
今回も良いものだ…

18 : 2016/12/19 00:34:53 No.397435507

パッチョが食べるの遅そうなのすごく分かる…

19 : 2016/12/19 00:37:04 No.397435869

なんかのんびりしてそうだよね

20 : 2016/12/19 00:43:29 No.397437144

自然な感じの関係がとてもいい…

21 : 2016/12/19 00:44:15 No.397437331

細見ヘアードゥーチェっていいな…

22 : 2016/12/19 00:49:21 No.397438276

「それ全部今回のドゥーチェの写真?5cmくらい厚みがあるんじゃない?」
なそ
にん

元スレッド:http://img.2chan.net/b/res/397427902.htm


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