諸事情により画像を削除しました。
正直野生動物の生態系維持なんて商売につながらないから
フィールドワークやって論文書いて書籍に残すって結構な仕事だなと思う
>>フレンズ版エナガだとかなり巨大な巣になりそうだな
>クモ絶滅してコケが無くなりそう…
白く糸を引く俺の股間の軍曹さん使うかい?
自分ものんほいで撮ってきたけどステルさん毎度おこめおこめになっちゃうな
現像して等倍でみるとガッカリというか悲しくなるな
>頭がエナガの巣になったアデリーちゃんを普通に描いた
つまりアミメキリンからむしり取った毛がアデリーちゃんの頭頂部に移植されたと…
>四神の中でもスザクの手書きがよく見られるのは何でだと思ったけど観音様がヒにイラストをあげたからか
赤いからじゃなかったのか…
>自分ものんほいで撮ってきたけどステルさん毎度おこめおこめになっちゃうな
足ながいよね
そこからの角度は斜めガラスのせいか特にピントも合い辛い気がする
そして明るい時間でさえSS稼げないのが特につらい
>晩ごはんはインスタントラーメンにするぞ!
モヤシマシマシですわー!
おニクマシマシですぅー!
メンママシマシですよー!
れ…レトルトカレーぶちこむでござるー!
>流れと全然関係ないけどスザクさん描きました
美しい…なんと神々しい赤なのだ
炎のような情熱の中に人を優しくつつむあたたかさを感じる
これは人の…いや、母親のぬくもりの赤さだ
>>一番描かれて無いのはゲンブさんかな…
>どんなシチュエーションが似合うんだろう
そもそも玄武は亀と蛇が絡み合った姿で描かれるものだから
玄武さんのふたなりちんちんに触手が巻き付いてる的なシチュが
>>一番描かれて無いのはゲンブさんかな…
>どんなシチュエーションが似合うんだろう
迷ったらとりあえずチンポを生やそう
>そして明るい時間でさえSS稼げないのが特につらい
RAW現像有りきで多少のノイズは仕方がないって状態でも現像するとおこめってて悲しくなる
>味噌ラーメンにチャーシュー大盛りで
>もやしとメンマは抜いていいよ
細切れチャーシューにピリ辛ダレの白髪ネギ
サービスしときましたよ
妙にハイテンションなあの人たちを見てたりと開園から閉園までガッツリ楽しめた!
一眼の予備バッテリ買っといて良かったと実感したよ
>師匠はほんとなんでマナーモード発動されるのかな
>念でもまとってるのか
「ボクのシマに毎回入ってくるイヤなやつ!」なのかね?
>オウギバトが飼育員と一般客を見分けてるのはやはり作業服か否かなんかね
NMTさん配信のとき鳴かなかったですよね・・・
>オウギバトが飼育員と一般客を見分けてるのはやはり作業服か否かなんかね
多摩の負傷個体を治療してる檻だと私服でも飼育員さんが近付くと明らかに来園者と違う警戒するとか
>>オウギバトが飼育員と一般客を見分けてるのはやはり作業服か否かなんかね
>NMTさん配信のとき鳴かなかったですよね・・・
KDUさんにはやった
>オウギバトが飼育員と一般客を見分けてるのはやはり作業服か否かなんかね
キジさんも真っ赤な郵便配達のバイクをオスと勘違いして襲ってくるみたいだしカラスもごみ収集の作業着に似てる服着てると襲ってくるし見た目は重要よね
>ペニーファージング
>ペニー・ファージングが一世風靡していた時代には、街中を走り回る光景が見られ
>「オーディナリー(普通)」自転車と呼ばれたほどでした
そうなのか・・・
>ダーウィンまでに帰ってこれなかったのでペニーファージングの乗るアミメキリンを普通に描いた
セーフティ型の現代からしたらイカれてるとしか思えん設計
>一眼買って写真撮り始めるキッカケになった動物なので思い入れもひとしお…
>はぁ…美しい…
ヘビクイワシって上野掛川東武千葉ととしあき行きそうなとこに結構いるけどレア展示なんですよね
>いいかい、としあきたち
>約束だぞ?
よし!どこにも「日本時間で」とは書いてない
つまりブラジル時間でも良いという事だな!
行ったのは高知ののいち動物公園
朝一でハシビロコウのタイムラプス動画を撮りに行ったけどあんまりおもしろい映像にならなかった
そのかわり食事シーンが撮れたからヨシ!
>そもそも玄武は亀と蛇が絡み合った姿で描かれるものだから
性的なイメージがあったりなかったりするぞ!
交わるっていうからな!
まあ蛇の脱皮から蘇りとかそっちのイメージなんだけどな!
それを考慮すると世代交代にピッタリだぞ!
>飼育員さんも「生きてる魚殺して食べないから大変困る」って言ってた
そんな…ハシビロちゃんが悪戯に命を奪って食べもしないサイコキャラだなんて…
>まあ蛇の脱皮から蘇りとかそっちのイメージなんだけどな!
>それを考慮すると世代交代にピッタリだぞ!
独身包茎のとしあきとは正反対だな
>>飼育員さんも「生きてる魚殺して食べないから大変困る」って言ってた
>そんな…ハシビロちゃんが悪戯に命を奪って食べもしないサイコキャラだなんて…
良い設定いただいたよ!
>独身包茎のとしあきとは正反対だな
まあ俺は普段の固いガードとは裏腹に実戦モードになったらキャストオフするから大丈夫だな
あと久々にカワウソのお食事タイムに立ち会えた
餌くれ!で立ってるほうがハル君でもう片方がメメちゃんだったはず
>あと久々にカワウソのお食事タイムに立ち会えた
>餌くれ!で立ってるほうがハル君でもう片方がメメちゃんだったはず
個人的には水面が写ってる写真が好き
>>いいかなあきも2人いるのか
>1人見つけたら30人いると思え
実は3人だけど超高速で各園を移動しているだけかもしれない
>そのかわり食事シーンが撮れたからヨシ!
俺もズーラシア行ったら朝イチでリカオンの食事シーンが撮れた
あとゾウのところでけものフレンズグッズ身に付けた人もみたな
その人フルルと東武のグレープくんキーホルダーを同じところにつけてたよ
昨日までののんほい写真で初めてRAW保存したんだけど
ソフト任せで適当に現像しても滅茶苦茶綺麗になった...
何で買ってから1年半も気づかなかったんだろう
>昨日までののんほい写真で初めてRAW保存したんだけど
>ソフト任せで適当に現像しても滅茶苦茶綺麗になった...
>何で買ってから1年半も気づかなかったんだろう
RAW現像で色あじを調整できるのいいよね
>今日一日何度か回ったけどバックヤードから出てこなかった
晴れ間のある時には出てきて運動することもあるようだけど運次第か
>としあきたちがカメラ沼にすごい勢いで浸かっていってる
一回投資すればいいだけだからなぁ
俺なんか動物園水族館博物館くらいしか使わないから5年前に買ったD5200とタムロンの18-200の組み合わせで満足してるし
>夜行性とか撮りだすと単焦点!マクロ!F1.4!
D5200とタムロン18-200の組み合わせで撮った天王寺のキウイ
あそこマジで撮影難易度高い
いつかリベンジに行きたいなぁ
>おーとーこだったーらー ひとつにかけーるー
こんなウインキー時代のスパロボに逆戻りみたいな難易度オーダーきついですよ...
>としあきたちがカメラ沼にすごい勢いで浸かっていってる
昨年以降ひときわ話題になったステルちゃんの飼育環境が撮影には厳しくてそれなりの機材を要することが拍車をかけてると思う
>問題は
>交通費
>なのだ
旅好きから動物園巡りになったようなもんだから交通費キツいわ...
前泊して開園ダッシュとか増えたし
>そういえばのんほいの看板大きいの撮っておいた
開園間際に来た幼女先輩が「これ全部けものフレンズ?」みたいな事言ってたけど
じっくりと教えて差し上げたかった
>>としあきたちがカメラ沼にすごい勢いで浸かっていってる
>昨年以降ひときわ話題になったステルちゃんの飼育環境が撮影には厳しくてそれなりの機材を要することが拍車をかけてると思う
だってステルちゃんがすごい可愛い顔してくれたら
どうにかして残したいって思うじゃない
>としくんは横文字が得意なんだにぇ
>いつか外国に旅行するときは一緒に来てもらおうかな~
じゃあバッテリーをチャージさせてもらお
でもステルタイム終わった後でも他の夜行性館と比べるとまだのんほいは明るい方な気がする
日本平の夜行性館はホントに真っ暗というかライトが真っ赤だったんですけど
>日本平の夜行性館はホントに真っ暗というかライトが真っ赤だったんですけど
日本平のレッドおこめ空間も凄いし
天王寺や多摩なんか殆ど真っ暗だった記憶
>>本当のキーウィを見たいなら秋と春のナイトズーに来るのだ!
>赤いんですけど!
表に出れて喜んで高速でミミズを探し回るキーウィを
飼育員さんが動物の目に優しい赤いライトで照らしてくれるのだ!
それを走って追いかけながらフォーカスと露出を合わせて撮る必要があるのだ…
>家電屋でいろいろ構えてみると面白いよね
あの空間にいると沼に引きずり込まれていく
説明や割引までしてくれる店員と言うなの悪魔もいる
>天王寺や多摩なんか殆ど真っ暗だった記憶
天王寺のキウイをOM-DとF1.8の単焦点で
あそこは本当に肉眼ではほとんど視認できないくらいの暗さで5軸5段手ぶれ補正+大口径レンズでもこれが限界
以前ここに貼ってくれたとしあきがいたけどまともに撮るならα7SIIクラスが必要
不二子ちゃんがよく使うようなかっこいいカードをヒラヒラさせるワニ描きました
ソフトの仕様が変わってサンドスターの消耗がアワワワワ…
週末ののんほいはステルちゃんが可愛いのはもちろん
ツキノワグマのアイル君がわざわざガラス際に玩具を持ち出してたのしーしてくれたのが僥倖だった
やっぱツキノワグマってクマとしてはかなり可愛いよねツヤツヤだし
>ハクトウワシ(英語は私に振るな…英語は私に振るな…)
ネクソン時代のジャスティスは「ハクトウワシ」で
パビリオンのじゃすてぃすは「はくとうわし」と呼ぼう
>嵩張るのが嫌なんで10万しないぐらいのコンデジで探してはみるけど
>値段の割に帯に短し襷に長し感があって
嵩張るのが嫌ならミラーレス一眼って選択肢もあるぞ!
普通のデジタル一眼は本体の中に鏡が入ってるんだ!
一眼レフのレフはその鏡のことだな!
ミラーレス一眼っていうのはそのミラーがない奴だ!
そもそも一眼っていうのはファインダーで見える景色と映る映像が一緒って事なんだけどな!
昔のフィルムカメラはレンズを通った像とファインダーは別口だったんだ!
でも一眼レフはレンズを通った光をレンズで曲げてファインダーから見えるようにしたんだな!
シャッターをきるとそのミラーが動いてフィルムとかに映るって具合なんだけどな!
今となっては普通のデジカメも似たようなもんだからあんまり意味ない特徴だな!
ただガシャコンって音が気持ちいいからレフのほうが好きだけどな!
あとミラーレス一眼って括りのカメラの性能ってものすごくピンきりだからちゃんと選んで買うんだぞ!
としあきタフネスコンデジはいいぞ
俺みたいな素人が適当に扱っても壊れにくいだろうという理由で選んで正解だった
雨が降っても潮水浴びても使えるし落としても割と大丈夫だしな
長らくほったらかしてるとプラ部分が加水分解しちゃうのだけは勘弁な
>英語の偏差値30の俺って一体
>他の教科は50ぐらい有るのに…
とりあえず洋楽とか洋画にふれようぜ!
https://youtu.be/djV11Xbc914
>いつもは端っこで寝てるのにやっぱり陽気が良いからかな
このうんこみたいなやつお気に入りなのかな
しかし良いポーズとドヤ顔
>No.546693689
距離計なしの蛇腹カメラから二眼レフ、レンジファインダー、一眼レフ、コンデジ、デジタル一眼レフ、ミラーレスと使ってきたけどカメラの歴史ってピント合わせ(測距)機構の歴史って言っても良いくらいだよね
>カメレオンちゃん舌を伸ばす瞬間速度が速すぎて粘着質や絡めてるんじゃ無くて真空状態で獲物を引き寄せてるらしいな
カメレオンちゃんの舌技&バキュームだと!?
>カメレオンちゃんの舌技&バキュームだと!?
0.01秒で瞬間的に時速90/kmの速さが出てるとか舌技でちんこが消滅しそう
むかしむかし、いや、遠いミライミライ
とあるちほーにとしあきという若者がおりました。
「…あった?」「こっちには無いなー」
失せ物の行き先なら知っている。ダブル居候の胃の中だ。
「街のほうに探しに行こうぜ」
日没までにリンゴをもう一度買うならそれしかない。
ジョンは何度もあたりを見回して、躊躇いのなかで静かに頷いた。
ヒトが苦手なんだろう。もしかすると苦手とか嫌いという程度の浅い感情ではないのかもしれない。
「とりあえずメシだ、ここのは美味いぜ…たぶん」
昨日と同じチェーン店に入りながら、ヒト社会に帰属させる意味合いの薄さに気づいた。
ゾウは社会性の強い群棲の動物だ。一種一人の原則とは実際相性が悪い。ヒトに紛れたとして、孤独感も強かろう。
だからといって知り合いのアニマルガールに任せるのでは期待より不安が勝る。
(他のゾウとは素性も違うしな)
あの物語において“彼”が省みられた描写はあまりにささやかだ。
『かわいそう』と銘打たれながら、三頭の扱いの差はあまりに大きい。
記録を紐解けばジョンは不幸の中、精神が渇いて失意に底冷えするような最期を迎えている。
大げさに言えばサンドスターに祝福されて生まれ出たパークの彼女達と気が合うのか自信が持てない。
「…あまいっ、これすごく甘いよ」
前日と同じように目を丸くした彼を見ると、今そんなことに思考を割く己の愚かさに辟易する。
「ジョンはさ、会いたいヒトとかいるかい」
戦時中の飼育員の名が出れば遺族に連絡をとろう。もしかしたらもっと繋がりのあった何者か、自分よりも面と向かうにふさわしい正当な誰かの名を期待して話をふる。
フォークに刺したスイーツが応えだった。
「…食べて、元気になるよ」「………わぁい!おいしー!」
一口にワッフルを嚥下して、失態をごまかす。
内心の懊悩を悟られてしまった。
(そうじゃなくてもな…)
当時の延長にいる誰かに、この子を押し付けるなど言語道断。
今対峙する自分を差し置いて、この数奇な巡り合わせを平凡な日常に落とし込める人間は他にない。
「じゃあどっか行きたいとこあるー?」「…海」
ぼんやりとした目で暫く黙考していたジョンは、昨日と同じように埠頭への帰還を願った。
「最初にいたとこ?」「…うん、舟が来るんだ」
昨日と変わらず、それがどこへ旅立つ舟なのか、あるいはどこへ帰り着くための舟なのかはわからない。
日没間近の埠頭に戻ると、突如宵の明星が煌々と燃えた。
「…近づいてくる」「星が?」「…舟だよ」
巨大な輝きの正体は炎で、羽ばたく動きは鳥のもの。
天から降る雹よりも雷よりもなお速く、流星の速度で海面に落着したそれは、しかし飛沫一つあげず水面に立った。
太陽色の光を放つ毛皮と、見飽きるほど見た居候の顔。
「何やってんだお前」
『ジャパリパークへようこそ、ジョン』
音を介さず直接頭に響く声、輝く肢体。荘厳な雰囲気と慈母の表情。それらは相手を呑むめの過剰な演出に思えて、火の鳥の意図がわからず座りが悪い。
「…あなたは、神さま?」
目的地を目にした旅人の表情で、殉教者の声で、ジョンが尋ねた。火の鳥がゆっくりと首肯。
途方もない身分詐称の現行犯だ。
「……!…っ?」
会話に混ざるべく口を開いても声が出ない。身の隅々まで流れた彼女の血か、左手に擬態する生き物が何か悪さをしているのだろう。
「…神さま、ここは夢の中…ですよね。だってヒトはみんな笑ってて、みんな…」
『いいえ。あなたの生きた場所とはほんのすこしちがうけれど、ここだってまぎれもない現実ですよ』
生まれたばかりの乳飲み子へ語る母のようにやわらかな口調は、日頃の彼女と断絶した別人のものだ。
『ジョン、あなたにはいくつかの未来を用意しています』
つづく言葉に呼応して、視界を飛び交う人魂のような光があった。
宇宙生命。万因万象の源たるあらゆる全ての根源たち。パークで生きろと言うだけにしてはやはり演出が過ぎる。
『今日までの日を夢と忘れて輪廻に還るか、ここで新しく生まれ直すのか』
一呼吸よりよほど長く間をあけて、おそらく本命の、最後の道を明かす。
『わたしとひとつになるか…』
たまらずジョンの前に躍り出て、火の鳥の視界から庇うように遮った。
「話がちがう」非難をのせた視線は、カタナの切っ先にも似た怜悧な眼光にねじ伏せられそうになる。
こういう時の火の鳥は火山や台風と同じだ。
意思を持つ巨大な摂理として何者も敵わず、対峙すれば己のちっぽけな存在のみを思い知らされる。
だからこそ、そんな暴虐の嵐の前に友人をたった一人で晒すわけにはいかない。
後になって思い返せば、そういう思考は自己欺瞞にすぎず、その場で益体の無いカカシになるのが嫌だったのだろう。
事実としてジョンの選択に何ら影響はしなかったのだから。
「…ボクは…ここが好き、です」
『ヒトばかりのここであなたが生きていけて?』
「…たぶん」
『ヒトは好き?』
「…もう、恐くはない」
好きでなく、嫌いを否定せず、ならば寄り添うこともあるいは難しいか。
「…神さま、お願いがあります」
『言ってみなさい』
「…ボクの代わりにワンリーとトンキーをここに住ませてください」
『………あなたはいいの?』
「…ボクがいないぶんの場所とごはんを、二人にあげてください」
それ以上ジョンは何も語らなかった。彼の認識がゾウ本来のものなのかサンドスターによる知性の発露なのかは不明だ。
言葉を受けた火の鳥は、長く、長く、黙考して結論を出した。
『いいでしょう。あなたの申し出はわたしが果たします』
そう言って火の鳥がゆったりとまぶたを下ろした。それを契機にジョンを構成していたサンドスターが一気にほどけ、乱舞する燐光の中心から“彼”だった宇宙生命が顔を見せる。
宇宙生命は迷うことなく火の鳥の中に溶けていき、宝物に触れる手つきでジョンだったものを胸に抱いた彼女が男の横に降りた。
既に日は沈み、視界を埋めていた宇宙生命の姿は影もなく、至近の光源はたった一つ彼女だけだ。
「ボサッとしないの」
不意打ち気味に彼女が両手でとしあきの左腕を掴み、もいだ。
「………!!」
親知らずを抜くときの肉と骨が引き剥がれる不快音の何十倍が左半身を震源に全身を伝う。出血は一切なかった。
もがれた左腕は彼女の胸の中で高速に形を変え、丸い虹色の球に成ると火の鳥がなにごとか囁いて、そこに一つの宇宙生命が飛び込んだ。
>隣のマレーグマが起きているのを見たことがない
自分が行く時はよく動いてるけど行ったり来たりと常動行動してて心配にはなる
漂っていたサンドスターが逆再生映像のように球体に吸い付き、うつ伏せに横たわるゾウのアニマルガールの姿を成す。
「こ、この娘がトンキー?ワンリー?」
男の疑念に火の鳥は長く深く重たいため息を吐ききって言う。
「この流れでどうしてそうなるの、アンポンタン」
「アンポン…何時代の言葉だよ…」
「この子はジョンよ。本人にそんな記憶があるかはわからないけど。まちがいなくあの子よ」
眠りにつくゾウの頬を手の甲でなで、火の鳥がやさしげに笑った。母性のようなものを感じさせるあたたかな表情で笑った。
「……ちょっと見直したぞオメー」
「おまえは会ってから見損ないっぱなしよ。昔はあのゾウの本読むたびに泣くほど素直だったのに」
「小学生の頃の話じゃねーか!……なんで知ってんの?」
「さあ、どうしてかしら。…ああ、そうそう、あと最低でも二回は収穫するから左手すぐ生やしなさい」
「できるか!」
騒々しい二人の声にパークで新しく生まれた命が目覚めようとしている。
夜の帳が落ちた潮風の中、暗い運命をたどった命は北極星の下、長い旅路の果てにようやく安住の新天地へと辿りついた。
むかしむかし、いや、遠いミライミライ
とあるちほーに過去を失くしたゾウがおりました。
「ジョン〜、今日は街行く日だよ〜」
家族の声で起床して、用意されていたたっぷりの食事をゆっくり摂る。
向かいの席に座る二人は少食で一度に5キロほどの野菜と果物しか食べない。
「…それで足りるの?」
むしろどうしてそんなに食べるの?という視線を返されて、この話はやめにした。
「お前ら、今日もそのコブラってやつ探すのか?」
洞窟の持ち主であるツチノコさんに訊ねられても答えは変わらない。
「…うん、友だちだから」
街は正直苦手だけど、少し前よりは自分たちを気にするヒトは減った。
三人がパークに来たばかりの頃はどこに行っても大変で、名乗るだけで誰もが目を丸くして苦手な相手に会った時の顔を見せた。
『ますこみ』というヒトには今でもつきまとわれるから、皆がみんな自分たちの名前を苦手なわけではないんだろうけど。
水浴びをして、歯磨きを済ませ、足は街へと向かう。ニオイも面影も忘れた誰かを探しに街へと向かう。
「…行こう。ワンリー、トンキー、いい天気だよ」
>>流れと全然関係ないけどスザクさん描きました
>自分の汚ったないスザクさんとは随分の差なのだ…
そう謙遜するなよ
>公式でスカートめくれたら見てもいいよなんて言い出す痴女だったなんて失望しました
>ホワイトタイガーの友達やめます
「待ってくれ人違いだ!私は潔白だホワイトタイガーだけに!」
元スレッド:http://may.2chan.net/b/res/546659816.htm

